点眼麻酔と消毒
レーシック手術をするためには、まず目の表面や目の周りを消毒します。その後、点眼薬によって目に麻酔をかけます。もちろん手術なので痛みを伴いますが、この点眼麻酔をかけることによって手術中に痛みを感じることはありません。「本当に痛みを感じることはないの?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、意識はあるので麻酔がかかっていることはすぐに実感することができます。また、目蓋やまつ毛は手術の邪魔になるので固定されます。
マーキングと眼圧測定
麻酔が効いてきたら、特殊なインクで角膜にマーキングをします。これはフラップと呼ばれる角膜の蓋を手術後に正確な位置に戻すための手順で、マーキングすることによって間違いなく元の位置で閉じることができます。もちろんこのマーキングは、手術後の視覚に影響するわけではありません。その後フラップを作るために吸引リングをのせて、角膜を吸引して浮かび上がらせます。吸引が正確に行われたかどうかを眼圧測定したら、次はいよいよ角膜を削っていきます。
角膜を削りフラップの作製
角膜は、マイクロケラトームと呼ばれる手術器具で薄く削られます。ここで角膜の蓋であるフラップを作るわけですが、この作業がわずか5秒程度で済むということが、レーシック手術の大きな特徴です。当然蓋にするわけですから、手術後に角膜に戻すためには全てを削り取って切り離すわけではなく、ごく一部を残して作らなければなりません。そこが技術の見せどころで、角膜を上手く機能させるためには外せないポイントです。
角膜実質へのレーザー照射
フラップを作ったら、角膜の周囲に吸着スポンジをのせます。その後角膜実質へレーザー照射させて、角膜の屈折状態を変えます。なんとなく痛そうなイメージがありますが、痛みは伴いません。この作業は1分~2分程度で終わるものですが、器具を使用するときの音が大きいので驚く人も多いと言われています。
フラップを戻し洗浄・点眼
レーザー照射が終わったら、フラップを洗浄して元の位置に戻します。その後フラップがしっかり角膜に接着するように少し時間をおいて、目蓋やまつ毛を固定していた器具を外します。手術が終わったらフラップが安定しているかどうか瞬きをして確認し、抗生剤などを点眼して全ての治療は終了します。両方の目を手術する場合でも、全て同じ行程を施して20分~30分程度で終わります。病院によって違いますが、手術から1週間程度で定期検診が始まります。

